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ポタリング用バイクを組む。 「SOMA FABRICATIONS・ES」
2018年 04月 05日 *
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2月の豪雪もどこへやら。いつの間にか春爛漫。
年末に中古フレームを手に入れて、冬の間にコツコツとポタバイクを組んでいた。
ひとまず完成したので、記録しておこうと思う。

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フレームは「SOMA FABRICATIONS」の「ES」というモデル。サイズは54cm。
個性的なSOMAのラインナップの中では、一番地味でベーシックなモデルだろうね。
一応、今でもカタログの片隅に残っている現行品だけど、カラーからして2013年モデルかな。
手持ちのパーツがほぼ移植できることと、この渋いカラーに一目惚れ。
やはり伝統のヨーロピアンブランドより、自由なアメリカンバイクに惹かれるね。

モノとしては、クロモリチューブのコンフォートなロードバイクと言ったところか。
太めのタイヤが履け、フェンダーやキャリアのダボ穴もついている。
最近のこの手のモデルはディスクブレーキ仕様が普通なので、やや時代遅れ感はある。

クロモリチューブはタンゲ・プレステージ。
私がスポーツバイクに興味をもった高校生のころはクロモリも現役、「タンゲ」のブランドには憧れたものだ。
自家塗装したフレームに、デカデカと「TANGE」のステッカーを貼った記憶がある。(実際は無名のチューブ)
まあ、すぐに憧れは極太のアルミチューブに取って代わられたけどね…。

そんな「タンゲ」も現在は台湾製とのこと。
今の「プレステージ」は、かつてのシビアなレーシングスペックとは違うモノみたいだし、気楽に乗りたい。

フォークもSOMAのクロモリ製。(タンゲ・インフィニティ)
当時はフォークが別売だったようで、現行のセットとは違うユニクラウンのモノ。
ヘッドセットはタンゲ精機で、ここまでが一式の中古品だった。

届いたフレームは、塗装の剥がれやサビも散見されて、お世辞にも程度が良いとは言えない代物。
でものんびり走るポタ用だし、そんなヤレ具合もアジと思える程度ではある。

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ちなみに、アメリカ在住の友人も、昨年夏にSOMAのフレームを購入している。
真似した訳ではないけど、昔から彼とはなにかとシュミが合うのだ。
年齢も居住地も離れているのに、ずっと繋がりがあるのはそういうことなんだろうね。
一応、SOMA被りするかもよ?と了解は得てる(笑)

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そんなフレームに組み付けるパーツは、新品・中古品にロード系・MTB系が入り乱れたMixture仕様。

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ドライブトレイン・ペダル
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ドライブトレインは基本的に前のバイクから移植。
フロントは36Tのシングル、リアは11T-32Tの9速仕様で、平地メインのポタリングならこれで十分だ。
デオーレのディレイラーをダイヤコンペのフリクションレバーで操作する。

クランクは形式不明の古いMTB用で、スクエアな形状がとても気に入っている。
チェーンの脱落とズボンの巻き込み防止にバッシュガードを装着。

ペダルはストップ&ゴーが頻繁なので、フラペ仕様で。
以前はプラのデカペダルだったけど、雰囲気をあわせて三ヶ島の「RMX」をチョイスした。

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ハンドル・ブレーキレバー・ステム
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ハンドルまわりも前のバイクから移植。
ハンドルはON-ONEの「ミッジバー」で、ブレーキレバーはTRPの「RRL SR」を。
実際のところはドロップバーは不要なんだけど、なんだかこの組み合わせが気に入っているので。
でも、将来的には替えるかも。

アップライトなポジションを出すために、角度強めのステムをチョイス。
日東のクロモリステム「UI-2」の90mmで、某ショップ別注品のハンドルクランプ25.4mm仕様
スリムなクロモリステムにあわせて、同じ径のクロモリ製コラムスペーサーも。
ベルはだんだん味の出てきた扇工業のコラムスペーサー一体のモノ。
ベルの役割は、ケモノ避けの意味合いが強いが。

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サドル・シートポスト
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サドルはブルックスの「B17」を。
一度は乗りたい革サドルのド定番、安く出ていたので思い切って購入してみた。
このモデルは早く馴染む様に加工が施されている「Aged」仕様。
その分耐久性は落ちるらしいが、せっかちなので時間をかけて馴染ませるなんで出来ない。

アップライトなポジションな上に、ペダルもゆるゆるとしか漕がないから、サドルへの荷重の割合が多い。
のんびりポタならサドルは何でもよさそうだが、意外と尻への負担が大きいそうだ。

ちょっと乗った限りでは、新品状態でも悪くない。
一部アタリを感じるけど、きっとこれからフィットしてくるのだろうね。
気軽なポタリング、レーパンやパッド入りのインナーすらも履きたく無いから、サドルとの相性は大事。

シートポストはミケのクラシカルなライン入り。
モデル名は不明の中古品。
重くて角度調整もやりにくいけど、単純にルックスが好みだから。

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ホイール・タイヤ・ブレーキ
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ホイールは、手持ちのもので済ませようと思っていたけど、何点か不満なところが。

手持ちのホイール①は、シマノ製の安い完組。
基本的に十分なんだけど、スポーク数が少ない。
フロント16H・リア20Hと、未舗装の堤防を走るとなるとなんだか不安を感じる。
藪がちなところに突っ込むと、巻き込んで折れたりしそうで…。

手持ちのホイール②は、前のバイクの純正品。
スポークが32本なのは良いんだけど、リムがマビックの安物のせいか、どうにもブレーキの効きが悪い。
あとメーカー不明のハブのラチェット音が大きいのが気に入らない。
(鳥見ポタで、煩いラチェット音は致命的!)

という訳で、程度の良さそうな中古を見つけたので買ってしまった。
アラヤ「AR-713リム」+シマノ「ティアグラハブ」を組み合わせたモノ。32H。
どこかのレビューで読んだ通り、AR-713はR55C4シューとの相性が良いらしく、ブレーキの効きはGOOD!
シマノのフリーはラチェット音も静かで、安心して鳥に近寄れる。

タイヤは今のところパナレーサーの「グラベルキング700×28C」。
本当は32Cくらいにしたいけど、訳あってこの太さ(後述)

ブレーキは、ベーシックなキャリパーブレーキ仕様。
このフレームは57mmのロングアーチが必要とのことで、シマノの「BR-R451」を新規購入した。
上記の通り、シューをR55C4に交換したので、十分満足の効き具合を得ることができた。
前のバイクでは上位モデルの「BR-R650」を使っていたが、シューが同じなら性能は遜色ないかも。
もっとも、パーツの高級感はかなり差があるけど。

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フェンダー・スタンド
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今回のバイクを組むにあたって、一番苦労したのがフルフェンダー(泥除け)の取り付け。
他のパーツは基本的にはボルトオンだが、フェンダーは現物合わせの加工が必要なのだ。
初めての作業ということもあって手こずった。

モノはディズナの「ロードフェンダー」というもので、プラスチック製。
フレームも「32c tires with fenders」って書いてあるし、フェンダーも32Cまで対応のスペック。
でも、実際に取り付けるとリアブレーキ付近が狭く、28Cでも干渉してしまう…。
対策として付属の厚いプラ製ステーは使わず、薄いステンのステーを加工して使用。
ステーとフェンダーは、ナット止めだとブレーキに干渉するので、リベット止めとした。
これでなんとかグラベルキング700×28Cが装着できた。
軽く未舗装路も走ってみたが、ダボ穴にしっかり取り付けられたフェンダーは揺れも少なく安定している。

苦労してフルフェンダーを取り付けたが、さすがに雨の日に走るつもりは無い。
雨上がりに地面が濡れていても、出発を躊躇しなくて済むようにという理由。
そして、未舗装の堤防でイヌのフンを巻き込んだことが一度あってねぇ…。
まあ不要なら取り外せば良い。とりあえず試してみないと気が済まないので。

せっかくのフルフェンダーなので、丸いリフレクターも取り付けてみた。
上下に動くペダルとフェンダーのリフレクター三点セットは、意外に視認性が良い。
ママチャリが普及している日本では、すぐに自転車とわかるアイコンになっていると思う。
状況に応じてテールライトも追加すれば良いだろう。


自転車を入れた写真を撮ることが多いので、ぜひスタンドは欲しい。
前のバイクではセンタースタンドを使用していたが、フェンダーのせいで取り付けられなくなった。
代わりに、脱着式の簡易スタンドを購入してみた。
リアのクイックレバーに挟み込んだアダプターに棒を差し込むタイプで、これが意外に秀逸。
見た目以上にしっかりしていて、結構な荷物を積載していても問題無かった。
棒を抜けばほとんど見た目は気にならなくなるので、普通のロードバイクにもおすすめかも。

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バッグ・キャリア
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個人的にポタバイクで重要視しているのが、十分に容量のあるバッグ類だ。
気温にあわせて着脱するウェアや、走行+αを楽しむ小物類の収納が、ポタリングをより快適にしてくれると思う。

と言うわけで、年末に半額になっていたBlackburnの「CENTRAL TRUNK RACK TOP BAG」を取り付けた。
このバッグの気に入っている点が、サイドのポケットが拡張できる「ジップダウンパニア」の機能だ。
かなり嵩張る防寒着も収納できるので、特に春や秋には活躍してくれると思う。

野鳥観察で愛用している双眼鏡や図鑑、カメラ、予備チューブと空気入れ、ゴツ目のチェーンロックも余裕で収納。
先日の自転車通勤では、職場の作業服や弁当なども収納して快適に走れた。

バッグを固定するキャリアは、Blackburnの「MTN-2 RACK」というモデル。
古いモデルの中古だが、おそらく26インチ向けのキャリアだと思う。
狙い通りに荷台が低めにセットできたので、高さのある上記のバッグが上手く収まった。
今回のフレームにはキャリアダボがついているので、ガッチリと固定できて安心感がある。

携帯工具とタイヤレバーは、別の自転車に乗るときは移動するので、ポーチに収納して隙間に取り付けた。


※※※※

距離はせいぜい50km程度まで。
少々の未舗装路も気兼ねなく走れて、退屈なパートはそこそこスピーディに移動。
普段着で違和感なく乗れて、双眼鏡やカメラなどもすぐ取り出せる状態で携行したい。
写真の脇役としてバイクが写り込むことも多いので、ルックスも自分好みであってほしい。

こんな条件で組み立ててきたのだけど、結構思い通りに仕上がったと思っている。
とにかく、思い立ったら走り出せる仕様に。
面倒くさがりで心配性の私には、これが一番大事なのだ。

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以前のバイク、シュウィン「LE TOUR LEGACY」のフレームはまだまだ使えるし、パーツも一台分揃っている。
こっちはSTIの2×10速仕様、余計なモノは取り付けない通常のロードバイクとして組み直すつもり。
昨年は一度もレーパン・ジャージを着なかったが、今年はトレーニングとしてもちょっと走りたいんだよね。

by daisuke_youmei | 2018-04-05 21:06 | 自転車 | Comments(4) *
Commented by YAMA at 2018-04-06 10:16 x
いつの間にかこんな素敵なバイクを組み立てたんですね!
さすがです。これなら家族の荷物を持ってファミリー
サイクリングができますよね。以前のフレームは
普通のロードバイクに戻されるんですね(^^)

朝ポタで新たな発見も楽しみですね。私も今年から
朝練を(年相応に)朝ポタに変更するつもり(笑)
またよろしくお願いします!
Commented by ヨウメイ at 2018-04-06 19:30 x
>YAMAさん
冬の間にこっそりと組んでました(笑)
前のバイクは通常のロードにして使い分けるつもりです。

意外と身近なところにも思わぬ発見があって楽しめますよね♪
時々峠ライド行きましょう!
ついて行けるか心配ですが~
Commented by Ryo at 2018-04-09 07:32 x
New Bike、おめでとうございます!
いや~渋いですねぇ。これまたクラシカルな組み上げでさすが!センスを感じさせます。ゆるーくポタリングするにはちょうどよい塩梅ですね。
うちも割り切り2台体制にできれば同じようなコンセプトで組み上げたいのですが、なかなか選択と集中の対象にならず。。息子が自転車に乗れるようになる頃までお預けですね。

そしてご紹介ありがとうございます。偏屈趣味同士、これからもよろしくおねがいします笑。
Commented by ヨウメイ at 2018-04-09 20:56 x
>Ryoくん
もっと早くお披露目の予定だったんだけど、のびのびになってしまいました。
やっぱりアメリカンブランドはごちゃまぜに組んでもそれなりにまとまるよね。
これがヨーロッパ車でこのパーツだとインチキくさい雰囲気になると思う。

そう。二台体制にしたかったのよ。
昨年はゆるポタと割り切ってたんだけど、やはりたまにはしっかり走りたいなぁと。
太ってきたんでダイエットもしたいなと思ってねw

奥さん用の名目でポタバイク作れんのけ(笑)
でもRyoくんのバイクは走りに振りながらも、普段着で流しても様になりそうじゃん。
そこらへんの絶妙なサジカゲンがSOMAのもつ魅力なんだろうね!

これからもマニアックな話題で盛り上がりましょう♪
アメリカの雄大な風景写真も楽しみにしてるよ~

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