大白水谷遡行
2017年 09月 11日
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年1回ペースだった沢登り、今年は行かずに終わりそう…。
そう思ってた矢先、ヤスからお誘いが。
M田さんと白山・大白水谷(おじらみだに)に行くという。
ちょうど予定の無い日曜日なので参加させてもらった。
遡行日 H29年9月10日(日)
メンバー M田さん Kojiさん ヤス ヨウメイ
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【4:00】 鯖江某所、【5:00】大野某所に集合、出発。
【7:30】 沢装備を身につけて、平瀬道登山口駐車場を出発。
橋の脇から少々藪こぎで入渓。
今まで経験したことの無い水の冷たさ。
極力水に浸からない様に河岸を歩いてゆく。
開けて明るい渓相で気持が良い。
「白水」の名の通り、青白い澄んだ川水。
温泉成分が多いからとのこと。
【8:30】 転法輪谷出合に到着。
右手に転法輪谷、左手の方に進む。
徐々に険しい渓相になり、滝が現れてくる。
5m程度の滝をいくつか越えて、この谷の核心部「20m大滝」。
トップはもちろんM田師匠。
滝の左側をスルスルと登っていく。
動画ではロープを引いているが、我々後続用。
途中のプロテクションを取らずに登ってしまった。
小型のアッセンダーでkojiさんが登り、ヤス、私と続く。
ホールドは豊富なのだが、高度感があるので恐ろしい。
すぐに二段15mの滝。(動画には写っていない)
右手の草付きを高巻くが、ズルズルでちょっといやらしい箇所あり。
岩のゴロゴロした小滝を越えて行くと、15m直瀑。
これは右手のガレた小さな支沢をたどって巻く。
しばらく小規模な滝が続く。
温泉成分のせいか、ペンキで塗ったように白い。
最後の関門、7m滝。
左手の微妙な岩壁をM田さんがノーロープでクリア。
上からロープを投げてもらい、我々も続く。
中間部がいやらしい。
【10:45】 1800m付近の二俣。
ここで早めの昼食を摂る。
今回は避難小屋近くの鞍部を目指すので、二俣は左へ進む。
その後も小さな分岐が出てくるが、左へ左へと進む。
徐々に流れが細くなり、最後少し笹ヤブを漕いで登山道に出た。【11:30】
沢靴のまま登山道を歩き、避難小屋を越え、見晴らしの良い「大倉山 2038m」へ。
涼しい風にふかれながら、沢装備をといて下山。
【13:00】無事駐車地点に到着。風呂に入って帰路につく。
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何度か悪天で計画が流れていた大白水谷。
数年後しで遡行することができた。
明るい渓相に澄んだ水、登りごたえのある滝と素晴らしい谷だった。
機会があればまた訪れたい。
by daisuke_youmei
| 2017-09-11 20:10
| 沢登り
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