人気ブログランキング | 話題のタグを見る


Top
勝沼ワイナリー巡り。
2016年 10月 11日 *
勝沼ワイナリー巡り。_c0087773_18284879.jpg




10月8日・9日
ヨメさんの両親と山梨県は勝沼に一泊二日の旅行へ。
目的はもちろんワイナリー巡り。
夏の間はもっぱらビールだったが、そろそろワインが恋しくなる季節だ。
(というかセラーがないから暑い時期は買いたくない・・・)

※※※※
勝沼ワイナリー巡り。_c0087773_19231436.jpg

春から楽しみにしていた旅行だが、残念ながら雨予報。
どんより空の下、勝沼入り。

「塩山温泉」の宿泊先に車を停め、電車で一駅の「勝沼ぶどう郷駅」に降り立つ。
とりあえず駅前の食堂で腹ごしらえ。
食堂のおばちゃんにおすすめポイントを聞くと、とにかく「ぶどうの丘」へ行けと。
というわけで、徒歩で「ぶどうの丘」へ向かう。

ぶどうの丘」は宿泊施設や温泉・美術館などが集まる複合施設だ。
地下にワインカーヴを備え、有料だが約200銘柄の試飲ができる。

一人1100円を支払い「タートヴァン」と呼ばれる試飲用の器をもらう。
階段を降りて行くと、むわっとワインの香りの充満したカーヴ内にたくさんのワインが保管されている。
赤・白二列に分けられ、辛口から甘口へと順に並べられているのでわかりやすい。
とても全部は飲めないが、いろんな味の違いを楽しんだ。
特に普段は買わない甘口のワインを試せたのが面白かった。

----

「ぶどうの丘」で、「シャトー・ジュン」の「山ソーヴィニヨン 2014」がヨメさんと好みが一致。
せっかくなので、直接シャトーに買いに行くことにする。
「シャトー・ジュン」は「ぶどうの丘」のすぐ麓にあるので徒歩で向かう。
天気が回復してきて、さっきまでガスに包まれていた勝沼の町並みが見渡せる。
当たり前だが、ぶどう畑だらけだ。

シャトー・ジュン」は白壁にオレンジ屋根のこじんまりとしたシャトーだった。
親会社がアパレル会社だそうで、さすがにおしゃれな雰囲気だ。
シャトー内のショップに入ると、お目当ての「山ソーヴィニヨン」はなんと売り切れ。
かわりに白(もちろん甲州種)を試飲させてもらう。
「ぶどうの丘」のワインは常温のため、白はいまいちピンとこなかったが、これは程よく冷えて美味い。
在庫があったので一本購入。

----

タクシーを呼び、次は「グレイスワイナリー」へ。
某漫画でここのシャルドネが取り上げられて有名だが、有料試飲なのでショップを覗くのみ。
そのまま向かいの「あさや葡萄酒」へ。
新しく開けてくれたロゼのスパークリングがよく冷えてて美味かった。

----

また徒歩で次のワイナリーへ。
甲州街道を歩いていると、駐車場の上が葡萄棚になった「ぶどう狩り農園」がたくさん並んでいる。
一つに立ち寄ると、併設されたワインショップで試飲をさせてくれた。
その店オリジナルというアジロンダック種のワインが妙に美味しく一本購入。
ジュースみたいな甘口で普段なら買わないけど、旅先でのこういう出会はアリだろう。

さらに歩いて、ようやく「シャンモリワイン」と「シャトー・メルシャン」が見えてきた。
どちらも大きな工場で、適当に中を見物。
その後「蒼龍葡萄酒」に寄って、ワイナリー巡りは終了。
他にも寄りたい所はあったが、とても回りきれなかった。

勝沼ワイナリー巡り。_c0087773_19224088.jpg

※※※※

このワイナリー巡り、意外と交通の便が悪い。
ここに来てハンドルキーパーをかって出るものなど我が家族にはいないので、当然公共交通機関を利用。
最初は「勝沼周遊バス」を使うつもりだったのだが、意外と本数が少なく、時間を合わせるのが難しそうだ。
結局我々は、徒歩とタクシーを組み合わせて回った。
電話をすると10分ほどで来てくれるし、ワイナリー間の移動なら5人のバス代より安くつく。

未成年と言うか、まだ6歳の娘が楽しめるか心配だったが、ぶどうが好物なので試食で十分満足していたようだ。
棚からブラ下がるいろんなぶどうを見て目を輝かせていた。
と言うわけで、子連れで行くならぶどうの季節がベストではないだろうか。
ただ、ワイナリーによっては未成年は工場見学不可のところもあるようなので注意。

あと、この付近では「石和温泉」が有名だが、「塩山温泉」もなかなか良かった。
「中村屋旅館」という宿に泊まったが、まさに「ひなびた温泉宿」と呼ぶのにぴったりな雰囲気だった。
宿泊費もリーズナブルなのでオススメ。

今回はざっくりとした計画&悪天候にもかかわらず、それなりに満足の旅行だったと思う。
あまり予定を詰め込まず、小さいエリアに絞ったのがよかったのだろう。
「せっかくだから」と貧乏根性を出すと、あまり良い結果にならないと最近気づいた。
現地で仕入れた情報を取り入れるくらいの余裕が旅を楽しむコツかもしれないね。
by daisuke_youmei | 2016-10-11 19:31 | 旅行 *
<< 大野・勝山グルメポタ。 ページトップ 分水工コンプリート。 >>
The Original by Sun&Moon
ASPアクセス解析