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インドアクライミングについて。
2014年 12月 10日 *
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2010年の春に始めたインドアクライミングですが、一応まだ続けていますよ。
というか、実は今が一番モチベーションが高いかもしれない。
このブログ上ではあまり取り上げて来なかったのですが、ちょっとそのことについて書いてみます。

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クライミング歴4年半と年数的にはそれなりだけど、実は最初の3年ほどはかなりサボり気味でした。
仕事の忙しい盛夏(7・8月)とスキーに夢中な冬期(1~4月)は長期レストに入るのが常でね。
冬眠明けの春は特に酷く、あまりの登れなさに愕然とし、やる気の出ないまま忙しさを理由に夏季休養とダメなスパイラル。
秋になるとちょっとまじめに通いだし、ようやく前年レベルに復帰ってことを繰り返してきました・・・。
(クライミングは「登れる」or「登れない」が全てだから、レベルが落ちるとイヤになるくらい実感できてしまう(涙)

そのリズムが変わったのが寡雪だった昨シーズンの冬。
平地はほとんど積雪が無かったので、秋の延長でどうにか週1ペースを保つことができました。
パートナーが必要なルートクライミングから、一人でも楽しめるボルダリングに興味が移行したのもその頃だったと思います。
(ちなみに「週1回」ってのは、レベルアップを期待するなら最低ラインで、強い人は年間を通して週に複数回通っている)
このペースでは大幅な上達は望めないけど、それでもレベルが後退すること無く春を迎えたことは大きかったですね。
その後も、モチベーションを保ったまま仕事の忙しい夏場を乗り切り、一年を通して通い続けることができました。

そんな一年を過ごし、ようやく「インドアクライミング」というスポーツを楽しめるようになった気がします。
そもそもは山登りのトレーニングの一環として始めたことだけど、ある意味それとは切り離して考えられるようになったというか。
外岩みたいにアドレナリンが出まくるような緊迫感は薄いけど、安全なマットの上で思い切ったムーブを試せるのは楽しい。
なにより天候関係なく、平日の夜にできるのが素晴らしいですね。
続けていくうちに、同じようなレベルの人達とセッションする楽しみもできてきました。

グレードも少しずつ伸び、現在は3級(ホームジムでのオレンジテープ)を落とそうともがいている最中です。
いわゆる「3級の壁」はなかなか厚く、最後の1手が取れないまま宿題になっている課題を量産していますが…。
(ルートは1年以上本気トライをしていないので簡単目な5.11a止まり)
基本的に週末は四季折々のアウトドアを楽しみたいので、やはりクライミングジム通いは週1回かなぁ。
来年は3級をそれなりに落とすことを目標としたいですね。

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というわけで、なぜこのタイミングで書いたかというと、今冬も頑張って通うぞっていう意思の表明なんですな。
シーズン初めからの大雪だから、こうやって宣言しとかないと気持ちが折れちゃいそうでさ。
現状維持でもいいから、冬の間も継続することは目標達成には必須なんです。

そして、モチベーションアップを後押しするために通算5足目のクライミングシューズを購入しました。
テナヤの「タタンカ」ってモデルで、サイズはUK8.5。
デザインはあまり好きではありませんが、けっこう悩んだ末に選んだシューズなんで、使いこなすのが楽しみ。
まあ、言い訳ですが、こういうことも大切かなと(笑)
私のレベルくらいだと靴の性能ウンヌンより、新しい靴で登るっていう気持ち的の方が大きいかもしれないですが。
あと、モチベーションといえば、次々と課題をセットしてくれる有志の方々にはホント感謝ですね。
壁があっても課題がなかったら楽しめないですから。

最後に。
こんな事を書くと、なんだかクライミングって大変そうですが、間違いなくどんなジャンルの登山にもプラスになります。
当然、岩稜歩きや沢登りにおいては圧倒的に有利ですが、通常の登山道でさえ歩き方が変わります。
で、基本的な重心移動みたいなことは、自転車と同じで一度身に付けるとそう簡単に忘れることはありません。
ある程度の基本を身につけたあとは、たまに思い出す程度にジムを利用するってのも全然アリだと思います。
山好きな人は、とりあえず経験してみると新しい世界が開けると思いますよ。
by daisuke_youmei | 2014-12-10 20:41 | クライミング *
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