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小梨平で避暑キャンプ2017。
2017年 08月 17日 *
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お盆は上高地で避暑キャンプ。
三年連続で「森のリゾート小梨」へ行ってきた。

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8月12日(土)

イマイチ不安定な天気予報。
朝のうちは前夜からの雨が残るかもしれない。
例年よりちょっと遅目の6:00に自宅を出発した。

10:30頃に上高地のバスターミナルへ到着。
雲の多い空模様だが、今のところ雨は大丈夫そうだ。

とりあえずテントサイトを探す。
天気が悪いので空いているかと思いきや、過去二回より混んでいる印象。(少し時間が遅いからかも?)
下地はイマイチだが、なんとか川に面したエリアに場所を確保した。

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今年は「ステラリッジ4型」に変わって、オートキャンプで使っているダンロップのテントを持ってきた。
上高地と言えど、風の抜けない山岳テントはちょっと暑いのだ。
前後にメッシュの出入口がある「ダンロップ R526」は涼しく、もし雨に降られても広いテントは快適だろうとの判断。

テントが大きくなったので、私の70Lとヨメの45Lザックに、手持ちの大きなギアバッグが加わった。
昨年同様、三人分の折りたたみチェアも持ち込んでいるので、おそらく総重量は40kg超え。
バス停から徒歩15分程度とは言え、この辺が限界だ。
(しかし、どうやって運んで来た?と思うような装備を揃えたキャンパーも少なからずいるが…)

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テントを張ったらもうお昼時になってしまった。
今年もキャンプ場内の食堂でランチを済ませる。
お待ちかねの生ビールで乾杯!
コレのためにわざわざ泊まりに来ているようなものだからね~。

ちなみに、日帰り観光でもこの小梨平の食堂はオススメ。
特別なメニューは無いが、山岳観光地とは思えないほどリーズナブル。
河童橋周辺で食事を摂るとかなりの出費を強いられる。

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娘は、昨年同様「上高地ビジターセンター」のクラフト教室に参加。
かなり時間を掛けて作った作品は、一年前よりずいぶん完成度が高くなった。
思わぬところで娘の成長を感じる。

その後、河童橋周辺を散策したり、川で水遊びをして、テキトウに過ごす。
とくに予定も無いこんな時間が贅沢なのだ。

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17:00頃から晩ゴハンを準備する。
メニューはピザとスペアリブ。
ピザは冷凍だが、我が家でしょっちゅう食べているもので、下手な宅配ピザより断然美味い。(値段も少々高いが…)
フライパンで火を通し、ガスバーナーで表面を炙った。

スペアリブはヨメが仕込んできたモノで、これもフライパンで火を通しただけ。
これもめちゃくちゃ美味しくて、一人一本しか無いのが残念だった。

あとは、グリッシーニに生ハムを巻いたものをかじりながら、売店で買ってきたワインをチビチビやる。
売ってたハーフのワインが甘口だったことを除けば、大満足の夕食だった。

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食後は風呂に入ってさっぱり。
今年はなんだか蒸し暑く、ベタベタするので風呂に入れるのがありがたい。
テント内でトランプをして、テキトウに就寝zzzz。

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8月13日(日)

5:00起床。
例のごとくヨメと娘は爆睡中なので、一人で散策に出かける。
さすがに早朝は寒く、ダウンジャケットを羽織る。

ブラブラと河童橋方面へ歩いていると、若者二人に話しかけられた。
なんでも日帰りで奥穂に行きたいのだが、道はこっちでいいのかと言う。
どう見ても登山者の格好では無いし、ここで道を聞いている時点でヤバイ。
日帰りで奥穂は難しいから、とりあえず涸沢まで行って考えたら?とだけ言っておいた…。
こういう場合、説教してでも止めるべきなのか?
今のところ遭難のニュースは聞いていないのでホッとしているが。

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河童橋周辺の売店はまだ開いていない。
バスターミナルまで行ってコーヒーを買ってきた。
足早に歩いている登山者を尻目に、ベンチでのんびり風景を眺める時間がお気に入りだ。
前日はガスが晴れることのなかった穂高の稜線だが、今朝はすっきり晴れている。
徐々に稜線に日が射してゆく様子は、何度見ても素晴らしい。
双眼鏡を覗いてみると、すでに吊尾根を歩いている登山者が小さく見える。

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7:00
食堂が開くので、ヨメたちを起こして朝食に向かう。
この頃には再び稜線はガスに覆われてしまった。

朝食後は3人で周辺を散策。
ビジターセンター裏のヒトケの無い道が、今回見つけたお気に入りポイントだ。
五千尺ホテルの裏手を流れる梓川の支流「清水川」は、六百山の麓から湧きだして200mほどしか無いことを初めて知る。
この川の水はスゴく冷たいようで、河岸に立っていると冷気が流れてくる。

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今回の楽しみの一つに野鳥観察がある。
今の時期には下界では見られないマガモや、初めて姿を見たウグイス、テント前の木々に群れるヒガラなどなど。
中でも一番感動したのは、清水橋近くで見つけたゴジュウカラだ。
手が届きそうなくらい近くの樹の幹をせわしなく歩き回っていた。
上高地の野鳥はあまり人を恐れないのか、かなり近くまで寄ってくるものが多い。
ビジターセンター内にはいろんな野鳥の鳴き声が聞けるコーナーがある。

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10:00前にはテントを撤収。
再びガスが晴れた山々に後ろ髪引かれながら小梨平を後にする。
ちなみにトップの写真はこの時のもの。
椅子とテーブルは他人の物だが、なにか絵になる風景だったので…。

バスの待ち時間で、じいちゃん・ばあちゃんとイトコたちにハガキを出す娘。
普通の官製はがきでも、備え付けのスタンプと絵入りの消印で十分記念になると思う。

バスに揺られてあかんだな駐車場にもどると、満車で長蛇の列が!
この駐車場が満車になるのは初めて見た。

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娘の名前の由来である「梓川」を、年に一度は見に行くという我が家の恒例行事も、無事達成。
雨だけが心配だったが、なんとか降られずに済んで助かった。

テントサイトの確保や、駐車場が満車になることを考えると、やはり早めに現地入りした方が良さそうだ。
登山のベースキャンプとしての利用者ももちろんいるが、純粋にキャンプを楽しみに来ている人たちが増えた印象。
我々の様に、子供が生まれてから思うように山に行けなくなった家族連れも多いのだろう。
遅くに下山してきた登山者が、テントの張る場所を探してウロウロしているのをみると、少し申し訳無い気もするが。

by daisuke_youmei | 2017-08-17 21:56 | キャンプ *
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