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大当たりの銀杏峰。 ~志目木谷東尾根から志目木谷左俣滑降~
2017年 01月 30日 *
大当たりの銀杏峰。 ~志目木谷東尾根から志目木谷左俣滑降~_c0087773_2044323.jpg




2017年1月28日(土) 銀杏峰 志目木谷東尾根から志目木谷左俣滑降 山スキー
メンバー:YAMAさん、みっちゃん、MKさん、kojiさん、ヨウメイ
使用マテリアル:アルペン(ROSSIGNOL S3)

第二弾の寒波が去り、なんと晴れ予報の土曜日。
またいそいそと地元の山、銀杏峯に滑りに行きました。

※※

【7:15】 水車小屋前に集合・出発。
ありがたいことに、広めに路肩の除雪がしてありスムーズに駐車できた。

今回は冬季メジャールートの名松尾根は使わず、志目木谷の東側にある尾根から登る。
ここから登るのは、山スキーをはじめたばかりのころ以来二度目だ。

杉の植林地内の林道を歩き、570m付近の分岐を左に入る。
林道のカーブ地点から尾根に取り付いた。

まだヤブっぽい尾根をどんどん詰める。
誰もいないだろうと思っていたら、単独のトレースがついている。

高度を上げるにつれ、どんどん雪質が良くなってくる。
前日の麓の雨は雪だったようだ。

1260m付近で主稜線上にでた。
広大な雪原に思わず息を飲む。

目指す銀杏峰ははるか先だが、最高の展望を楽しみながらのんびり歩いてゆく。
振り返れば、奥越の名峰・荒島岳に経ヶ岳、その後ろには白山連峰がそびえる。
そして乗鞍岳や御岳までもがマル見え。
多少距離は長くなるが、視界がクリアで風が弱いならおすすめのルートだ。
今回は雪が柔らかかったが、主稜線手前と途中の小ピーク付近はクラストしているとちょっといやらしい。
一応クトーや靴アイゼンを携行した方が良いと思う。

ようやく見慣れた名松尾根ルートと合流。
もちろんピークを踏みに行く。
【11:10】山頂着。

山頂で先行の単独スキーヤーにご挨拶。
YAMAさんのお知り合いとのこと。福井の山スキー界は狭いね。

※※

滑走準備をして、本日予定している「志目木谷・左俣」のエントリー地点に移動。
山頂台地がガリガリじゃないのは初めてかも。

雪質はクラスト一歩手前のギリギリパウダーといったところか。
積雪も安定していて滑りやすそうだ。
銀杏峯の谷は、ゆるやかな大地からノール状に落ち込んでいるので先が見えない。
切り込み隊長のkojiさんがドロップイン、意を決して一人ずつ後に続く。

落ち込んだ先はシュート状の急斜面。
雪が少ないからか、谷の切れ込みがキツく圧迫感がある。
転ばないように慎重にターンを刻んでクリア。

狭い谷間を抜けると広大な斜面が広がっていた。
ここが素晴らしい斜面!!
止まることも忘れて一気に滑り降りてしまった。

超ベテランのYAMAさんをして、こんな志目木谷はなかなか無いと言わしめる最高のコンディション。
当然、全メンバー記憶に残る一本になったと思う。

大当たりの銀杏峰。 ~志目木谷東尾根から志目木谷左俣滑降~_c0087773_20465930.jpg
今回の滑降ライン(多分)

安全なところで一旦止まりランチタイム。
余韻を味わいながらの楽しいひと時だ。

再び滑降開始。
だんだん谷間は狭くなり、雪がモナカになってきた。

右俣との出合ではかろうじてスノーブリッジがつながっていた。
そこから下は谷が割れているので、ヤブをかき分けながら(上流に向かって)右岸をトラバース。

林道に出てからもモナカ雪に苦労する。
みんな太ももがパンパンになりながら無事下山【13:30】

YAMAさん編集の動画です。


※※

銀杏峰は県内山スキーのメッカなので何度も滑っているが、実はなかなか良いコンディションに巡りあったことがない。
一面カチカチだったり、パウダーでも視界が悪かったり。
今回のようにピーカンで無風、おまけに雪質も悪くないって条件にはなかなか巡り会えないのでは?
下部の酷いモナカ雪も良いスパイスだと思えるくらい素晴らしい一日だった。
たまにこんな日に巡り会えるから山スキーは止められない!
by daisuke_youmei | 2017-01-30 21:14 | スキー *
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