Top
テレマークで白山・湯の谷
2015年 05月 11日 *
c0087773_2111194.jpg




2015年5月10日(日) 「白山・湯の谷滑降」 山スキー
メンバー:YAMAさん みっちゃん kojiさん MKさん ヨウメイ
使用マテリアル:テレマーク(MADSHUS Annum)

二年前のGWに滑った「白山・湯の谷」をテレマークでリピートしてきました。

----

2:00 起床、やはり眠い。
3:00 自宅を出発、4:30 「市ノ瀬」着。
20台くらいは止まっているだろうか。
メンバー全員集合し、5:00 「市ノ瀬」出発。

ザックにスキーとブーツをくくり付け、別当出合までの5km強の舗装路を歩く。
何人かの自転車の登山者に追い抜かれる。
6:30 「別当出合」着。

ここでシューズからスキーブーツに履き替え、6:50 再出発。

まずは、吊り橋を渡る。
ありがたいことに二日前に板が設置されたようだ。
これだけで心理的に相当楽になる。

石の階段を登ったところでシール歩行に。
夏道を離れ、尾根上の雪の上を登る。

7:30 「中飯場」付近を通過。

標高が上がるにつれ風が強くなってきた。
視界は良好だが、上空のガスが晴れない。
天気は回復傾向のはずだが…。

8:45 「甚之介避難小屋」到着。
一息入れ、風に備えてウインドシェルを羽織る。
まだまだ先は長いが疲れてきた。

「エコーライン」へのショートカットルートの上部はヤブが出ている。
スキーを背負っての藪こぎはゴメンだ。
おとなしく「黒ボコ岩」へ向かう。

トラバース部分は雪がつながっているので、板を外さず通過。
「十二曲がり」は板を担いでツボ足で登った。
「黒ボコ岩」で小休止。

「弥陀ヶ原」に出ると更に風が強い。
ニット帽とネックウォーマーを付け、ソフトシェルのミトンをはめる。

「室堂」には寄らず、「水屋尻雪渓」を詰める。
「大汝峰」方面の緩やかな尾根は、すっかりハイマツが出ている。
向こう側に抜けたいので、夏道を探し、板を手に持って通過。
この付近が一番風が強く、板が煽られる。

ハイマツ帯を抜け、「大汝峰」の登り口辺りでシールを剥がし滑降準備。
寒いので昼食は後回しだ。
12:00 「湯の谷」へドロップイン。

まずは距離感が狂うほどの広大な雪原を滑る。
寒い割には程よく緩んだナイスなザラメ雪で、気持ちよくテレマークターン。
が、突然縦溝が深くなり、顔面から撃沈…。

「湯の谷」は上部で三つに分かれるが、前回は一番南側の谷に入ってしまった。
今回は慎重に、一番メインとされる、真ん中の谷に入る。

そこそこ斜度のある斜面を、縦溝に注意しながら滑り降りる。
前回の支谷も悪くなかったが、やはり今回の谷の方が広くて滑りやすい。
この広大なエリアを、我々のみで貸し切りとは贅沢だ。

やがて一番北側の本谷へと合流、斜度が緩んでくる。
この辺りから、南面からの落石が谷底に散らばりだす。
落石を避けるため、スキーヤーズ・レフトにルートを取り滑っていく。

13:00 「湯の谷」の屈曲点が見えてきた。
前回はもう少し滑ったが、前方の谷底に大きなクラックが開き、雪の下から水の音が聞こえる。
先に進むのは危険なので、ここから「白山釈迦岳」に登り返すことにする。
ようやく天気も回復し、暖かくなってきたので、ここで遅めのランチタイム。

13:30 登り返し。
前回は無風で暑くて辛かったが、今回は程よく風が抜け、比較的楽だ。
とはいえ、終盤に来ての登り返し、それなりにキツイ。

14:15 「白山釈迦岳」到着。
頂上は雪が無いため、最寄りの地点まで。
みっちゃんだけが、夏道を登ってピークを踏みにいった。

c0087773_2154042.jpg
                               「白山釈迦岳」から「湯の谷」を振り返る

第二ラウンド。
前衛峰とのコルから「丸岡谷」へ滑り込む。
昨年夏に遡行したばかりなので感慨深い。

ちょっと滑り降りると、前回の記憶以上に急斜面だ。
どうやら一本隣の沢に入ってしまったようだ。
YAMAさんが以前滑った時は最後で雪が切れていたらしいが…。
幅8mほどで、ギリギリつながっていてセーフ。

前回は大滝まで滑り降りたが、今回は二股を過ぎたところで登山道のある尾根に乗った。
新緑のブナが美しい台地状の尾根を滑り降りる。
穏やかな様相の反面、ルート取りがかなり難しいので、GPSを見ながら慎重に。

やがてみんなのスキーに異変が。
雪上に一面に落ちているブナの花?から樹液みたいなものがソールに付着し、まったく滑らない!
なんとか騙し騙し滑り降り、1300m付近で板を担ぎいで夏道を下り、4:00 「釈迦新道」登山口に出た。

本来ならここからがこのルートの核心部。
雪で埋まった林道の恐怖のトラバースがまっているのだが…。
今回はキレイに除雪され、問題なく通過。
ただ、その後は1時間の林道歩き待っていた。
c0087773_2115991.jpg

5:20 無事「市ノ瀬」到着。

YAMAさん編集の動画はコチラ

----

テレマークを初めて以来、テレでリピートしたいと思っていた「湯の谷」を無事滑ることができて大満足!
懸念していた縦溝ですが、場所を選べばマシなところもあって、滑走は十分楽しめました。
序盤の踏み板無しの吊り橋と、最後の林道トラバースの心配が無いので、心理的にはずいぶん楽でした。
12時間オーバーなので体力的にはキツイですが。

今年初めての2000mオーバー、春とはいえ、やはり気象条件は厳しいですね。
普段は比較的低山エリアを滑っているので、強風と寒さにコタえました。
重いけど、防寒着等しっかり準備しといて良かったです。

そして最後に苦しめられたブナの花、YAMAさんが調べたところによると、6~7年に1度大量に花を付けるそうです。
ソールがニチャつき大変でしたが、それもまた自然の中で遊ぶ山スキーの一要素と思っておきましょう(笑)
でも今年ブナ林を滑る人はなにか対策を考えたほうがいいかも?

かなりお腹いっぱいになりましたが、別当出合までのゲートが開いたら、もう一度白山を滑る予定。
暖かい日にまったり滑ってシメたいなぁ。
by daisuke_youmei | 2015-05-11 21:26 | スキー | Comments(6) *
Commented by YAMA at 2015-05-12 05:30 x
日曜日はお疲れさま♪
やはり湯ノ谷はナイスコースですね。
ドキドキ周回で景色が変化して面白いです。

それにしても風が強かったですね。一時は
帰りたくなりました(笑)

それに、ブナ林の滑りが酷かったですね。こんなに
緑が濃い釈迦新道は初めてです。

年々ヘロヘロで来年は??ですが、
またよろしくお願いします~
Commented by みっちゃん at 2015-05-12 17:58 x
日曜日はお疲れ様でした~、楽しかったですね♪

素人目から見ても随分カッコ良い滑りになったなぁと思うので
今シーズンかなり上達されたんじゃないかなと(^^)

ロングコースでへろへろでしたがヨウメイさんは相変わらずお強い(^^)
縦溝&にちゃにちゃ地獄でしたが、ここはやっぱりいいコースだと思いました
最後にもう1回白山で締めたいな
(そのころには溝が浅くなってないかな~)




Commented by ひろろとろろ at 2015-05-12 19:17 x
日曜日は僕も白山に行っていました。水屋尻雪渓に差し掛かると、数人のスキーヤーが湯の谷の方へ向かうのが見えていました。

今年はブナの花粉がすごいですね。僕も月山で遭遇しました。月山スキー場のゲレンデ全体がブナの雄花が飛ばした花粉だらけで、1回滑っただけでスキーの滑走面にタール状のものがつき、こそぎ落とすのに大変でした。現地の人はブナの油と言っていました。
Commented by ヨウメイ at 2015-05-12 20:18 x
>YAMAさん
お疲れ様でした!
ピストンもいいですが、周回コースはやはりいいですね~。
一日が長~く感じました。

甚之介であの強風、上に出たらどうなるかと思いましたが・・・。
落ち着いてくれて助かりましたねぇ。

あの滑りの悪さは辟易しましたが、残雪と新緑のコントラストはなかなかの風景でした。
あれはあれでアリですね。

YAMAさんのバイタリティはまだまだ衰えを感じませんよ!
まだまだお願いします!!
Commented by ヨウメイ at 2015-05-12 20:28 x
>みっちゃん
お疲れ様でした!

いや~。そう言ってもらえると嬉しいです~。
今季はかなり悪雪で修行でしたから・・・(特に法恩寺山)
テレマーク三年生に無事進級できそうかな!?

湯ノ谷はやはり素晴らしいコースでしたね。
何年かしたらまた行きましょう!
あと東面台地もですね~。

しばらくしてお腹が空いたら板納め白山ご一緒しましょう!!
すべすべのザラメ斜面が滑りたいですね。
Commented by ヨウメイ at 2015-05-12 20:37 x
>ひろろとろろさん
お久しぶりです!
今日HPを拝見して私も知りました。
前回の湯ノ谷の時もお会いしましたね!

あのニチャニチャ、ウロコの溝にこびりついて取るの大変でした(泣)
「ブナの油」とは、正に言い得て妙ですね!

なかなかご一緒できませんが、いつも記録を参考にさせていただいてます!
またよろしくおねがいします~。
<< なんとかスキーシーズンのシメ。... ページトップ GW鳥取旅行。 >>
The Original by Sun&Moon
ASPアクセス解析