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賞味期限間近の野谷荘司山。
2015年 04月 27日 *
賞味期限間近の野谷荘司山。_c0087773_2034019.jpg




2015年4月26日(日) 「野谷荘司山(のだにしょうじやま 1797.3m)から東谷滑降」 山スキー
メンバー:Obaさん Takaさん kojiさん モッチー ヨウメイ
使用マテリアル:テレマーク(MADSHUS Annum)

気づけば約一ヶ月ぶりの山行です。
Obaさんの計画にご一緒して、3年ぶりに「野谷荘司山」に行ってきました。
各地で残雪豊富な今シーズンですが、雨の影響でドンドン雪解けが進んでいるとのうわさ。
はたして雪はあるのでしょうか~。
モッチーも誘って、アルペン、テレ、スノーボードの混成パーティです。

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2:00起床、ひさびさの超早起きでさすがに眠い。
3:00鯖江、4:00大野でそれぞれ合流し、6:30に「道の駅白川郷」でObaさんtakaさんと集合。
「トヨタ自然学校」から林道を少し走り、「鶴平新道」の登山口駐車場に車を止めた。
「白谷」を詰めた前回とは違い、今回は「東谷」から「鶴平新道」の尾根を登る。

準備を整え、7:00に出発。
林道を10分ほど歩き、「東谷」に取り付く。
谷筋はまだまだ雪が豊富、シールで歩き出す。
無風で暑く、早起きだからか脚が重い。

谷が右に折れると徐々に斜度が増してくるので、クトーを装着する。
さらに急になる標高1000mを越えた辺りで板を担ぎ、靴アイゼンを装着した。
モッチーもスノーシューからアイゼンに切り替えた。
ObaさんとTakaさんのベテラン二人はシールのまま登る。
そのまま鶴平新道の尾根に乗り上げるまで谷を詰めた。

支尾根と合流すると広い緩やかな尾根になり、涼しい風が吹き抜けて気持ちがいい。
ツボ足でもさほど沈まないので、アイゼンのまま進む。
ようやく体の調子が良くなってきたようだ。
やがて、尾根上に「赤頭山」のピークが現れ、ここは「白谷」側の斜面をトラバースする。
今回は緩んでいたが、雪が硬いと怖い箇所だろう。

トラバースを終えると、今度は反対の「くるみ谷」側に移り、露出した稜線の脇を詰める。
最後に夏道を少し歩くとジャンクションピークに出た。
さらに少しだけ稜線を歩き、11:30「野谷荘司山」山頂に到着。
白山を眺めながらランチタイム。

12:10、滑降開始。
今回は基本的に往路をたどるが、尾根の雪が切れぎれなのでコース取りが難しい。
JPから雪庇の切れ間を狙って「白谷」に入り、「赤頭山」を通過するまで稜線直下をトラバースすることにした。
賞味期限間近の野谷荘司山。_c0087773_20395117.jpg
40度オーバー?出だしはなかなかの急斜面だ。
雪の嵩が減っているからか、今回の足元がテレマークだからか、前回よりも急に感じる。
緩んだ雪とはいえ、私のテレ技術ではまだまだ余裕のない斜度なので、慎重にクリアした。
高度を下げ過ぎると稜線に戻れないので、スノーボードのモッチーも苦労していた。

尾根に戻ってから「東谷」までは、快適なザラメ斜面。
眼下の「庄川」に飛び込む様なシチュエーションが楽しい。

「東谷」は源頭部をトラバースし、1324の支尾根側からドロップした。
ここがメインの滑走だが、縦溝が多くてなかなか骨の折れる滑走だった。

13:35、無事取付き地点に降りてきた。
あとは林道を駐車地点まで歩いて終了。

kojiさん編集の動画はコチラ

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さすがに雪深い白川郷もそろそろ賞味期限でしょうか。
近年大人気のエリアですが、出会った人も数人と静かな山を堪能できました。

それにしても、庄川を挟んで「猿ヶ馬場山」の対岸にそびえる「野谷荘司山」ですが、ずいぶん性格の違う山行ですね。
前者は登りも滑りも緩やかで長いロングツアー、後者はガツンと標高差をかせいで一気に滑り降りるツアー。
そして、個人的にはそれぞれテレ向き、アルペン向きなのかなとも思います。
というわけで、今回はアルペンで行った方が楽しかったかも?

計画していただいたObaさんをはじめ、ご一緒したみなさんありがとうございました!
今シーズンのスキーもあと少し。
by daisuke_youmei | 2015-04-27 20:47 | スキー *
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