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今度こそシメの白山スキー。
2014年 06月 04日 *
2014年6月1日(日) 白山 山スキー
メンバー:単独
使用マテリアル:テレマーク(MADSHUS Annum)

先週の白山で今シーズンのスキーは終わるつもりだったんですが・・・。
テレマークターン、最後のほうでなにか掴みかけたんですよね。
これをぼんやりしたまま来シーズンに持ち越すのがなんだか気持ち悪い。
意を決して、今度こそ板納めのスキーに再び白山へ行ってきました。




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駐車場(6:01)-別当出合(6:15)-中飯場(6:42)-甚ノ助避難小屋(7:40)-黒ボコ岩(8:46)-
六地蔵跡(9:36)-大汝峰(10:18~10:45)-翠ヶ池(10:55)-六地蔵跡(11:38)-
室堂(11:40~11:55)-甚ノ助避難小屋(12:38)-別当出合(13:45)

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登りのルートは先週とほぼ一緒。
今回は「甚ノ助避難小屋」まで板は担いでいくつもりだったのでズンズン歩きます。
前後を歩く登山者も、夏山装備に近い軽装の人が多くスキーを担いだ姿は場違いに思えます。
いつもは春スキーでもハイシーズンと同じソフトシェルのパンツですが、初めて3シーズンのトレッキングパンツで登ってみました。
これが思いのほか快適で、来シーズン以降の春スキーはこのスタイルで行こうと思います。

先週シューズをデポした地点からはとてもスキーで歩ける状態ではなく、小屋までほぼ夏道をたどる形です。
実は、なんとか行けるだろうと残雪期のルートを少し歩いたんですが、藪がかなり出ていて途中で引き返しました。
(正確には前方の藪が変にガサガサゆれたので怖くなって止めた笑)
夏道に戻る途中、後からジーパン姿の登山者がついてきていて驚きました。
この時期、一週間でルートが大きく変わるし、いろんな赤テープが付いているから油断は禁物だと再認識。

小屋でブーツに履き替え、中にトレランシューズをデポさせてもらいます。
時間が少し早いからか、意外に雪が締っているのでクトーを付けてシールで歩き始めます。
「黒ボコ岩」に向かうトラバースでは、ツボ足のトレースは無視して下のほうから巻くように登りました。
「十二曲がり」の急斜面下で板を担ぎ、やはりまだ雪が硬いので念のため靴アイゼンも装着。
すでに夏道もかなり露出していますが、雪面を直登です。

「弥陀ヶ原」に出ると風が強く、半袖では寒いくらい。
ここからはまだまだ積雪は豊富で、一週間前とあまり変わらないような気がします。
なかなか近づかない稜線に向かって、「水屋尻雪渓」の大斜面を無心になって登りました。

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ようやく御前峰の肩に到着。
この地点のことを「六地蔵跡」と書いてある記録を見ますが、辺りを探すとちゃんと標識がありました
石垣に囲まれて、なかにはお地蔵さんの姿も見えました。

今回の一番の目的は今登って来た「水屋尻雪渓」の広大な斜面を滑ること。
先週は山頂から南面へ滑り込んだので、ここは滑っていないのです。
しかしまだ時間が早いので、予定していたオプションの「大汝峰」に向かいます。

シールを剥がし、ウロコで「大汝峰」基部に向かいます。
途中、ハイマツが露出している部分は夏道を通りました。
山頂から滑る予定をしていましたが、下から見上げる斜面は結構急。
おまけに下部は岩が露出しているところもあり、ちょっと不安・・・。
板をデポして山頂往復も考えましたが、ダメなら担いで降りれば良いかと板も持って行きます。
ブーツでは歩きにくい、岩がちな夏道を浮石に気をつけながら登りました。



「大汝峰」に登るのは、数年前に「三峰巡り」をして以来でしょうか。
残雪期は初めてだし、スキーを担いで来るのももちろん初めて。
祠にお参りして、少し早いですがランチタイムにします。
最近のお約束のノンアルコールビールを雪に埋めて冷やしている間に景色を楽しみます。
この日は黄砂が飛んでいないようで、なかなかクリアな展望でした。
昨年のGWに滑った「湯の谷」も一望できます。



さて、そろそろ滑りましょう。
予定では、大汝峰の南東斜面を「翠ヶ池」に向かって滑りこみ、池をかすめながらウロコで「六地蔵跡」に戻るつもり。
心配だった急斜面も、少し北東側から回り込めば斜度も緩み大丈夫でした。

あっという間に「翠ヶ池」の脇に降りてきました。
相変わらず美しいエメラルドグリーンの池で、やはり畔まで滑りこんでみたい。
ちょうどいい具合に案内標識が出ていたので、その上にカメラを固定してセルフ動画を撮ってみます。
ほんの短い斜面でしたが、素晴らしいロケーションで良質のザラメ、記憶に残る一本になりました。



大汝峰の上から見た地形と地図を照らし合わせながら「六地蔵跡」に戻ります。
二箇所雪が切れていてツボ足で歩きましたが、ウロコで戻ることができました。
地図では表しきれない細かいアップダウンがあり、視界が悪ければ苦労するでしょう。

さあ、ここからが本日のメインディッシュ。
「水屋尻雪渓」の広大な斜面を滑り降ります。
思えば初めての山スキー、ゲレンデ板を担いで来たときもこの斜面を滑りました。
ただ、その時は体力不足で、この「六地蔵跡」まではたどり着けなかったんですよね。



雪質は程よく緩んで走るザラメ。
先週なんとなく掴みかけた記憶を思い出しながら滑ります。
どうやらその感覚は「ベンディングターン」だったのかなと?
基本的にアルペンでは抱え込んで切り替えすることが多いので、テレでもベンディング系の滑りの方がしっくりくるのかも。
まだまだ安定感はありませんが、シーズン最後に来年に繋がる滑りができてよかったです。

ほんとは一気に「弥陀ヶ原」まで滑り降りるつもりでしたが、まだ慣れない滑り方に太ももがパンパン。
たまらず室堂に寄り道して一服。
まだまだ雪は豊富なのですが、鳥居を見るとどんどん雪解けが進んでいるのがわかります。



「弥陀ヶ原」に近づくと縦溝が増えてきました。
いい加減疲れが出てきているのでこけないようにやり過ごします。
そして「黒ボコ岩」で一旦板を外し、「十二曲がり」の急斜面を滑ります。
朝の硬さではちょっと緊張しますが、すっかり緩んでいるので大丈夫。
ここはステップターンとジャンプターンで滑り降りました。
テレマーク経験は浅いですが、アルペンの経験を生かして自然に滑りの切り替えが出来るものなのですね。

そのまま「甚ノ助避難小屋」まで板を外すことなく滑り降ります。
再びデポしていたシューズに履き替え、長い下りに備えて一息いれました。
あとは暑さと重い荷物に耐えて「別当出合」まで我慢の下りでした。

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もうすでに、登りの苦労の割りに滑りが報われない季節になってしまいましたね。
まあ甚ノ助避難小屋まではアプローチ、これからの夏山シーズンへ向けての足慣らしと考えれば一石二鳥かも!?
ともかく、来シーズンにつながるテレマークの滑りと、ウロコを生かした山行でシメるることが出来て大満足でした。

そして今回、ずいぶん久しぶりの単独行でしたが、気ままに歩ける気軽さの反面、辛さ・楽しさを共有できるメンバーが居ないのは寂しい。
やはり楽しい仲間と一緒に山に入りたいって改めて思いましたね。

というわけで、今期ご一緒させていただいた皆さん、本当にありがとうございました!
また来シーズンもよろしくお願いします!!
by daisuke_youmei | 2014-06-04 20:38 | スキー | Comments(6) *
Commented by YAMA at 2014-06-04 20:47 x
再板納め、お疲れさま~
何かつかむことができたのかな?
まあ、夏でも滑っている人がいるので、
まだまだ滑ることができそうですね(笑)

動画のセルフ撮りは珍しい♪
気持ちよさげです(^^)/

またお願いします~
Commented by みっちゃん at 2014-06-05 10:23 x
お疲れ様でした~
昨年の三日月が忘れられずにお出掛けしたのかな?と思ったら、
目的はそっちだったんですね~、さすが!
気分すっきりでシーズン終えられて良かったです(^^)

六地蔵跡見つけたんだ~
私はいまだにどのへんか分かりません
今度マジメに探してみます(笑

スキーのセルフ動画はカメラ回収が大変そうですね(笑
何か滑りも一段とキマってるし!
来シーズンがまた楽しみですね♪
Commented by Oba at 2014-06-05 11:42 x
再板納め、お疲れ様でした。
テレマークでの滑りに一段と磨きがかかったよう。
来シーズンは全面的にテレへ移行?
それにしてもその向上心には頭が下がります。
今シーズン色々とありがとうございました。
色々と刺激を頂きました。
また来シーズンも無事スキーをやっていれば(小生が)
よろしくお付き合いお願いします。
Commented by ヨウメイ at 2014-06-05 21:12 x
>YAMAさん
チブリ尾根でのげんちゃんの滑りにヒントを得て、この前の白山でちょっと
つかみかけたんですが、あと少しのところで縦溝に阻まれてたんですよ。
今回でオフの間のイメトレするための感覚はつかめたかな?と思ってます。

動画のセルフ撮り、静止画より意外と融通きくかもしれませんね。
ぜひYAMAさんも自転車の時やってみてください!

またいろいろお願いします!!
Commented by ヨウメイ at 2014-06-05 21:24 x
>みっちゃん
三日月と大汝のオプションがあったからもう一回いけたのかも?
やっぱ練習だけだったらそこまでモチベーションがあがらなかったと思います。
大汝から北東方面にも気持ちよさそうな斜面がありましたよ~。
機会があればいってみたいです。登り返しが大変ですが・・・。

六地蔵跡、この前板を外していたあたりのすぐ北側にありました。
まさに灯台下暗し(笑)
探してみてくださいね!

セルフ撮り、トリミング前はこの数秒の後に5分くらい登り返しが映ってます(泣)
自動で止めてくれる機能があればいいのですが・・・。

またお願いします~!!
Commented by ヨウメイ at 2014-06-05 21:33 x
>Obaさん
来シーズンはおそらくテレマークがメインになりそうです。
なんだかあの不安定さにはまってしまいました。
まだまだ急斜面、特に硬い雪だと怖いのでそこらへんを安全にクリアできるようになりたいです!

こちらこそ、Obaさんの行動力には刺激をいっぱいもらっています。
和歌山から雪山に通うモチベーションはハンパじゃないですよ~。

来シーズンもぜひよろしくお願いします!!
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