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今季のファミリースキーまとめ。
2014年 04月 16日 *
もうすっかり春。
私のスキーはまだ少し続きますが、先々週のジャム勝の営業終了をもって娘とヨメさんのスノーシーズンは終了。
娘の今シーズンの滑走日数は、和泉:11日 ジャム勝:3日 栂池2日 池田新保1日 と計17日でした。
シーズン初めからシーズン終了までの動画をダイジェスト版で↓





初めてスキーを履いた状態から1シーズンでなんとなく連続ターンができるまでに成長しました。
記録の意味も込めて、気づいたことをまとめてみようかと思います。
子供にスキーをさせたいって人には参考になることもあるかも?
例によってスゲー長文です。

まず、娘のスペックを。
年齢はシーズン初めで3歳9ヶ月。シーズンを終える頃ちょうど4歳になりました。
身長は100cm弱、体重は14kgくらいかな。
とくに運動能力が高いわけでも無いいたって普通の幼児です。

親のスペックはというと。
父親の私のスキー歴は20年。若い頃はフリースキー、近年はもっぱらバックカントリースキー。
基本的に自己流で、いわゆる基礎スキーとは無縁の40手前のスキーヤーです。
ヨメさんは15年くらいスノーボードしてますが、スキー経験はほとんど無し。

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1日目
パンダスキー」デビュー。
「パンダスキー」とは、長靴に装着するプラスチック製のスキーです。
最初はこれで十分だと思っていたんだけど、これは失敗で平地を歩くことすらままならず、ましてや滑走なんて無理。
ソリで遊ばせて終了。

2日目
私のシーズン券に、子供のレンタル無料特典がついていました。
これを利用してエッジ付きのスキーとプラブーツを借りてみることに。
板を装着して、すごーく緩やかな斜面で滑らせてみると・・・。
スルスルと滑っていく!
脚力の無い幼児こそプラブーツのサポートが必要なようです。

3日目
滑れるようになったら、次は「減速&ストップ」の為にプルークスタンスを教えます。
教えるといっても、言葉での説明は理解できないので道具の力を借ります。
スキーのトップを物理的に固定してしまう「ボーゲンマスター」って製品を購入しました。
他にもいくつか似たような製品があるようです。

再びスキーをレンタルして、「ボーゲンマスター」を装着し、滑らせてみます。
コレがなかなか効果的で、脚を開く動作をすれば勝手にプルークスタンスになっちゃうのです。
おかげで、なんとなくスピードコントロールができるようになりました。

ちなみにウチではプルークスタンスを「富士山」と名づけ、スピードが出すぎたときは「富士山にして!」と叫びます。
子供が直感的にわかりやすい呼び方にするのも有効だと思います。

4日目
レンタルスキーの最短は100cm。
身長100cm弱の娘にはどうも長すぎるので、思い切って自前の一式を購入することにしました。
ヒマラヤで4点セット約13000円、スキーの長さは一番短い90cmで、ブーツは実寸16cmに対し18cmを購入。
自分のスキーを手に入れて娘もゴキゲンです。
実際滑らせて見ると10cmの長さの差はかなり大きく、自分でスキーを操作している雰囲気が漂ってきました。
ようやくほぼ平面の斜面から、初心者練習用の斜面を滑れるようになりました。

幼児のスキーは、「長く使えるように長め」は止めておいた方が無難だと思います。
身長-10cm、なんならー20cmでもアリかも?
10cmは1割なんで、大人での10cmとは大きく違います。
ブーツのサイズはふくらはぎに隙間が無ければ+2cmくらいは問題ないようです。
後にガバっと開くリアエントリー式が履かせやすくて便利でしょう。
あとストックは子供には使い道がないので不要、一年目では特に必要ないかな。
あわせてヘルメットも購入、なんだか憧れがあったらしく嫌がらずに被ってくれました。

5日目
いよいよリフトデビュー。
私のシーズン券に子供はリフト無料の特典がついてくるので、ありがたく利用します。
ウチの子は滑ることよりもリフトに興味があったようで、リフトに乗ることが良いモチベーションになりました。
しかしながらリフト待ちが意外と大変です・・・。
子供は自分では進めないし、私もストックが無いのでスケーティングしないと進めない。
最初の頃はなるべく空いているタイミングでリフトに乗っていました。
子供は椅子に届かないので親が持ち上げて座らせる必要があります。
スキー場によってはリフト係の人が座らせてくれることもあります。
降りるときは安全なところまで、抱えたまま滑ってしまったほうが楽でしょう。

さて、コースに出ます。
当然なるべく緩やかなコースを選びますが、練習斜面のように勝手に止まるような場所ばかりではありません。
まだまだスキー操作に不安があるので、補助用のヒモを装着します。
専用のハーネスも販売されていますが、ウチはループになった幅広のクライミング用ソウスリングを利用しました。
(スリングは結構高いので、適当なテープ状のヒモをテープ結びでワッカにしたほうが良いと思います)
胸の辺りに巻き、カラビナで別のスリングと接続、暴走しそうになったら引っぱって減速させます。

なんだか痛そうですが、子供に聞いても痛くないとのこと。
ただ、引っぱったときワッカが締らないように工夫してください。
最初は戸惑っていましたが、安心感が出てくるのか、だんだんスピードを出して滑るようになってきました。
あ、リフトに乗るときは必ずヒモを外すこと。どこかに絡まったら大変!

6日目~7日目
ヒモをつけたまま、とにかく回数をこなします。
スピードが出せるようになるにしたがい、ヒモの長さを長くします。
短いと娘が突然コケたときに、親がよける余裕が無くなるからです。
最終的には4~5mくらいになりました。

あと、左右に傾いた斜面(片斜面)には注意が必要です。
滑れる人は無意識に補正してしまいますが、子供はどんどん流れて行きます。
斜面が傾いているって概念は理解できないので、素直な斜面で練習させた方が覚えが早いです。
どうしても通過しないといけない時は、抱えて滑っちゃいましょう。

8日目
だんだんヒモにテンションを掛けずに滑れるようになってきました。
娘にヒモをどうするかと聞くと、外したいとの返事が。
私は暴走したとき止めれるように娘より下側に入り、後ろ向きで滑ります。
しっかりプルークのポジションを取らせて、とにかくゆっくり滑らせます。
はっきりいってヒモをつけて滑った方がラクチンですが、子供のヤル気のタイミングを逃さないことが大切。
もしもの時のサポート体制を取りつつも、自分でスピードコントロールすることの重要さを覚えさせます。
エッジの効かないカリカリの日は止めた方が無難、なるべく良い雪質で自信を付けさせます。

私は一応元フリースキーヤーなんで、後ろ向きに滑ることは結構なれています。
あまりやったこと無い人は別途練習しておいた方がいいかも。
後ろ向きに滑ること自体は難しくはないですが、後にも前にも気を配りながら滑るにはソコソコ余裕が必要です。

9日目~11日目
ヒモをつけずに練習。
今まではコースに出るときは必ず私がついていましたが、徐々にヨメさんと娘の二人で滑ることも増えてきました。
スノーボーダーがスキーの子供をサポートするにはいろいろ大変なこともあるみたい。
まず、転んだとき自分では起き上がれないので手を貸す必要があるのですが、下にいるとビンディングを外して登るのが大変。
かといって常に上にいると、とっさのときに対応が遅れてしまいますしね。
あと、ギアの違いでどうしても具体的な手本を見せることが出来ない点も大きいと思います。

12日目
3月に入り、晴れて程よく雪も緩んできたのでボーゲンマスターを外してみました。
最初こそ戸惑っていましたが、道具に頼らなくてもプルークポジションが体に染み付いてきたようです。
逆に自由に両足が動かせて気持ちよさそう。
意外と滑れるので、初めて上部のリフトに乗せてちょっと急斜面のコースに挑戦してみました。
上手くなったら行ってみようと言い聞かせていたのでうれしそうです。

ここで私の油断が。
急斜面でもいざとなったら転んで止まるだろうと甘く考えていたんですが・・・。
子供は体が柔らかいので、腰が引けて尻もちをつくように転ぶと、そのまま減速せずに滑落してしまうのです。
一度どんどんスピードが出て娘はフリーズ、私は20mくらい下にいたので何とか止めましたが、もし上にいたらヤバかったかも。

13日・14日目
泊まりで県外のスキー場、栂池高原スキー場に初遠征です。
広大なゲレンデに圧倒されつつも楽しそうで、特に喜んだのはゴンドラの乗車でした。
ほぼゲレンデトップのゴンドラ終点から長い距離を滑り降りて自信もついたようです。
ヨメさんの真似をしてバンクで遊ぶ余裕も出てきました。

私は子供と滑る際は基本的にストックを使用しません。
いろいろサポートをする時にやはり邪魔になるからです。
リフト待ち(特に傾斜のある時)でストックが欲しくなるときがあるので、一応伸縮式のストックをザックに忍ばせていますが。
ザックといえば、スキー板の装着できるザックだと便利です。
子供が疲れ果てて抱っこで滑り降りる際、子供の板は外してザックに固定してしまうと楽だからです。
駐車場からゲレンデまでの移動時にも便利です。
あと、大きなゲレンデを滑る際は一応子供用の防寒着を一枚入れておくと安心です。

15日~17日(シーズン終了)
県内のゲレンデももう終盤。
ハイシーズンは混雑するため避けていたジャム勝にも滑りに行くようになってきました。
緩斜面ではかなり余裕が見られるようになってきたので、積極的に手本を見せながら一緒に滑ります。
ひたすらボーゲンで滑る姿を見せていたら、突然何かをつかんだようで、なんとなく連続ターンが出来るようになってきました。
そんな感じで今シーズンは終了です。

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正直、ここまで滑れるようになるとは思っていませんでした。
シーズン前は、リフトにさえ乗せることができるかどうかって思っていたくらいなんで。

子供にスキーをさせる際に一番大切なのは、ちょっとしたことでも大げさに褒めてあげること。
そして、無理に滑らせて怖い思いや嫌な思いをすると次からが続かないので、何事もほどほどにしておく方が良いと思います。
すでに来シーズンを楽しみにしているようなので、まあ親としては大成功かなと思っています。
子供が生まれてゲレンデから離れているあなた、ぜひとも家族で滑りに行きましょう!!
by daisuke_youmei | 2014-04-16 22:00 | スキー | Comments(10) *
Commented by じゅん at 2014-04-18 14:05 x
すごく参考になりました!ありがとうございます。とはいえ、我が家は夫婦ともにボーダー。しかし今から教えるならスキーでしょ?スノーボードより自由で絶対楽しいし。と言う感じでまず自分が始めたのが2年前なんですご、今シーズンは一度も出しませんでした。どうしたもんか…。
Commented by ヨウメイ at 2014-04-18 21:01 x
>じゅん君
小さい子のとっかかりはやっぱスキーの方がやりやすい気がするけど、二人ともボードなんだから、とりあえずボードでもいいかもよ?
子供がある程度食いついてきたら、子供の上達ぶりが楽しくて、自分が滑ることは二の次になってくると思う。
私も子供と行くときは一日ボーゲンしかしない日も多いです(笑)
まあ、自分なりにいろいろ試行錯誤するのも楽しみのひとつかな?
ぜひ来シーズンは!!
Commented by みっちゃん at 2014-04-19 17:53 x
1シーズンでこれだけ上達するんですから、運動神経の良さは親譲り(^^)
子供の成長や笑顔を見るだけで幸せだし日々の生活の活力にもなりますね
私の子供も同じように4歳くらいからスキーを始め、プラスチックスキーからすぐにエッジ付き板&プラブーツに買い替え
その後も成長とともにヤフオクなどで安いのを探してきては何度か買い替えしました
今は周りの影響でボードに転身、使わなくなった板&ブーツたちは親戚の子らの下へ(^^)

あっそうそう、
何を隠そう、隠してないけど
私のスキー歴はヨウメイさんよりかなり長いです(笑
どうしたもんか・・。
Commented by mie at 2014-04-19 23:00 x
あーちゃんのスキー、ヨウメイさんのテレに触発され?(笑)
あたくし、決心いたしました。
来季はボード、再開しようと思います!!
今年も、最初はレンタルで、、、とか思ってたけど結局やれなかった。
ということで、思い切ってマイボードセット(安いの)買っちゃおうかな、と。
その節はワリエ姐さん、アドバイスよろしくね♪

新しいこと(ともいえないが・・・)にチャレンジするというのは
刺激的でワクワクするよね~
今度はボードで粉食うぜ!w

Commented by ワリエ at 2014-04-21 09:02 x
娘が滑れるようになった事を私が一番喜んでいるかも。
なんせこれまで一人ぼっち滑っていたもんで、寂しくて。。。
滑る回数少ないし、ゆっくりだけどなんだか1本1本が楽しく滑れたシーズンでした♪

娘と二人でジャム行けたし、念願の栂池にも行けたし。

スキーに興味を持ってくれた娘に感謝です。

>mieさん
マイボードセットね~
人の買い物大好き❤
アドバイスいっぱいしまっせ(笑)
Commented by ヨウメイ at 2014-04-21 21:34 x
>みっちゃん
どっちかっていうと運動神経はヨメさん譲りかな?
私、実は体育ぜんぜんダメだったんで(笑)
うんざりすることも多数ですが、子供に教えられることも多いですね!

我が家も、次のブーツ&スキーからはヤフオクかなと思ってます。
特にブーツなんかめちゃくちゃ安いですもんね!
ボードへの転身もスキーの経験はきっと大きいと思いますよ~。

みっちゃん、「私スキ」のリアル世代!?
当時は相当鳴らしたんじゃないですか~(笑)
Commented by ヨウメイ at 2014-04-21 21:45 x
>mieさん
おっ!宣言しちゃいましたね。
私は来シーズンまで絶対忘れないですよ(笑)
スノーボードは一般的なシェイプでもセットバックすれば
そこそこパウダーいけちゃうから、リーズナブルなものでもいいかもですね。
でもパウダー向きのモデルだとさらに・・・。
ワリエは劇的に滑りがかわりましたから(笑)
ご相談にのれることがあったらなんなりと!

うちの娘も大人についてこれるくらい上達したら、どっか県外のスキー場へ
泊まりで遠征しましょうよ!
まあ6・7年後くらいか?
そのころにはbebeさんもきっとテレマークスキーしてるでしょう(笑)
Commented by ヨウメイ at 2014-04-21 21:50 x
>ワリエ
今までは自分が滑りたいから滑らせようって考えだったけど、
娘の上達自体がこれほど楽しみになるとは。
自分でも驚き。
ともかく、スノー生活のひとつの柱として「家族で滑る」ってのが
確立したシーズンだったね。
来シーズンも楽しみだね。
でも調子に乗って怪我させないように気をつけよう。
Commented by じゅん at 2014-12-21 14:58 x
こんつわー。
娘をスキーデビューさせるべく一式買ってきました。
が、ボーゲン強制拘束具(なんて名前?)を買ってないんす。子供の場合ないと上達はキツイですよね?
Commented by ヨウメイ at 2014-12-22 12:03 x
>じゅん君
おおー。いいねぇ。
多分、子供はプルークスタンスの意味を理解できないから、単純に体が覚えるきっかけを得るための道具なんだと思います。
なんで、カンのいい子なら、見本を見せれば出来てしまうのかもしれんね。
幼児にとっては、止まる・曲がる・スピードコントロールと、全てがプルーク頼りなんで、きっちり出来ないとコースに出るのは危険かも。
プルークを覚えるまで、練習ゲレンデでがんばるのなら使わなくてもいいと思うよ。
うちは練習ゲレンデを歩いて登るのを嫌がり出したんで、道具に頼りました(笑)

でも初体験なら、まずはゆる~い斜面で、直滑降からの自然停止。
こうやって滑る楽しさを感じてもらったほうが良いと思う。
この段階では、ボーゲンマスター等は不要です。
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